マキマの圧死能力は罰の悪魔?【能力の代償】と【神社との関係】を深堀解説

  • 神社の圧殺シーンの意味が不明な人
  • マキマが使った悪魔の正体を知りたい
  • 囚人が死ぬ条件や代償が知りたい
  • 総理との契約内容を詳しく知りたい

引用/チェンソーマン公式サイト Ep.09 京都より

『チェンソーマン』第4巻。 静謐な神社の境内で、マキマが手を合わせるたびに、遠く離れた東京の敵が“見えない力”で圧死していく——。

あのあまりに不気味で、神々しくさえある「神社での儀式」のシーン。 初見で読んだとき、「え、今なにが起きたの…?」とゾッとした方は多いのではないでしょうか。

「マキマが使ったのは何の悪魔?」 「なぜわざわざ標高の高い神社を選んだの?」 「囚人の命と引き換えにする条件って?」

作中では具体的な説明がなされていないため、多くの謎が残されていますよね。

そこで今回は、マキマの強さと恐ろしさを決定づけた「神社の圧殺シーン」を徹底考察

彼女が使用した能力の正体から、場所選びに込められた意味、そして総理大臣との契約との違いまで、作中の描写を元に深掘りしていきます。

結論

まずは、忙しい人のために「結論」から軽くご紹介します。

マキマの圧死能力は「支配の悪魔」の力?

おそらく彼女自身の固有能力ではありません。
「支配」の力を使って、その場にいた「誰か」の契約悪魔を無理やり引き出して行使した、という説が濃厚です。

なぜチェンソーマンには「圧死」を使わなかった?

圧死させても彼は蘇ってしまうからです。
それに、彼女の真の目的は彼を「殺害」することではなく、ある歪んだ形での「所有」だったからでしょう。

なぜ神社を儀式の場所に選んだの?

彼女がこだわったのは「標高の高さ」でした。
あの「天罰」のような攻撃を発動するには、物理的に天(空)に近い場所にいる必要があったと考えられます。

「罰の悪魔」の力は総理大臣との契約によるもの?

結論、イコールではありません。
総理との契約はあくまで国民を盾にする「最強の防御」。
対して圧死攻撃は、手駒を踏み台にした「一方的な攻撃」。攻と守で、カラクリは別物だと言えます。

本編の考察に入る前に、あのシーンに至るまでの流れを簡単におさらいしておきましょう。

【重要】ネタバレ注意

これより先は、『チェンソーマン』第1部(公安編)の核心に触れる内容などが含まれます。
本記事では、考察のために以下の要素について具体的に言及しています。

  • マキマの正体(支配の悪魔)に関する詳細
  • 単行本9巻以降で判明する悪魔の契約内容
  • 物語終盤の展開

アニメ派の方や、原作をまだ読み進めていない方は、重大なネタバレとなりますのでブラウザバックを強く推奨します。

もくじ

マキマの圧死能力の正体は「罰の悪魔」?発動条件と仕組み

死能力=の悪魔

京都にいながら、遠く離れた東京の敵を次々と“捻り潰す”あの儀式。

淡々と名前を言わせるだけで人が死んでいく光景は、作中でも屈指のトラウマシーンですよね。

一体どのようなカラクリであの惨劇を引き起こしたのでしょうか? 作中の描写や設定を紐解きながら、その恐るべき仕組みを考察していきます。

正体は「罰の悪魔」の能力

まず結論として、あの圧殺攻撃の正体は「罰の悪魔」の能力である可能性が極めて高いです。

当時、マキマの護衛として同行していた黒瀬と天童。この二人が契約している悪魔こそが「罰の悪魔」でした(9巻76話にて言及)。

マキマ自身の能力というよりは、「部下の契約悪魔を利用して攻撃を行った」と考えるのが一番自然な流れでしょう。

具体的にどのような能力なのか、解説していきます。

他者の契約を「強制履行」させる支配の力

「え? 他人の契約悪魔なんて勝手に使えるの?」 と疑問に思うかもしれませんが、これこそが「支配の悪魔」たるマキマの真骨頂です。

彼女にとって自分より程度が低いとみなした人間は、あくまで「道具」に過ぎません。

作中でも、岸辺隊長が契約している「爪の悪魔(※)」などを強制的に操るような描写や、銃の悪魔の能力を自身のものとして扱うシーンがありました。

(※注:原稿の「ナイフ」は岸辺の得意武器ですが、契約は爪・ナイフ・針です。ここではわかりやすく修正しています)

つまり、「黒瀬と天童を支配下に置き、彼らを中継点(ルーター)にして罰の悪魔の力を無理やり引き出した」というのが、あの儀式の実態ではないでしょうか。

囚人の命は「弾丸」としての対価

では、なぜ神社の境内に終身刑以上の囚人を並べる必要があったのでしょうか? これは、強力な悪魔を行使するための「対価(コスト)」だと考えられます。

通常、悪魔の力を使うには身体の一部などを差し出す必要がありますが、マキマは自分を傷つけません。

その代わりとして用意されたのが、重い罪を背負った囚人たちです。

「誰かの命を贄(にえ)にすることで、遠隔地の敵を討つ」 彼らの命は、マキマにとって敵を撃ち抜くための「使い捨ての弾丸」のような扱いだったのかもしれません。

「罪の重さ」に比例して「圧」が強くなる?

ここからは少し踏み込んだ考察になりますが、なぜ攻撃方法が「圧殺」だったのでしょうか?

囚人たちは死刑や無期懲役になるほどの「重い罪」を犯しています。

彼らが名前を呼んで命を絶つことで、その「償いきれない罪の重さ」そのものを、対象者に転嫁させているとしたらどうでしょう。

囚人(罪人)は、死ぬことで罪を償う(リセット)。
行き場を失った「罪の業(カルマ)」が、ターゲットの頭上へ物理的な重力となって降り注ぐ。

そう考えると、あの「見えない何か」に押し潰される描写は、「逃れられない罪と罰の重さ」を視覚化したものだったのかもしれません。

マキマらしい、皮肉で残酷な能力の使い方と言えそうです。

マキマがチェンソーマンに「圧死」を使わなかった理由

引用/チェンソーマン公式サイト Ep.03 ニャーコの行方

あれほど強力で、回避不可能に見えるマキマの「圧殺能力」。

しかし、物語終盤のチェンソーマン(デンジ)との直接対決では、彼女はこの力を使わず、殴り合いや武器人間たちを使った物理攻撃を仕掛けていました。

「遠くから圧死させれば完勝だったのでは?」 と疑問に思います。

だが、マキマが圧死能力を使わなかった(あるいは使えなかった)のには、チェンソーマン特有の「ある体質」が大きく関係していると考えられます。

物理的な死が無意味な「不死身のスターター」

最大の理由は、チェンソーマンが持つ「理不尽なまでの回復力」にあります。

彼にとって、肉体の破壊は「死」を意味しません。

どれだけ体をミンチにされようが、圧死させられようが、胸の「スターターロープ」さえ引けば、エンジン音が鳴り響くと同時に完全復活してしまいます。

マキマはそのことを誰よりも熟知していました。

コスト(生贄)を支払って彼を一度ペチャンコにしたところで、次の瞬間にはロープを引かれて元通り。

「圧死」という物理的な破壊は、彼に対して「ただの時間稼ぎにしかならない」と判断したのでしょう。

目的は「殺害」ではなく「支配」

また、彼女の目的が「チェンソーマンを殺すこと」ではなかった点も重要です。

マキマが望んだのは、彼を屈服させ、自身の所有物として「支配」すること。

何度も復活する彼に対して、単発の即死攻撃を繰り返すことに意味はありません。

彼女が必要としたのは、肉体を壊すことではなく、「真正面から叩きのめして、心の底から敗北を認めさせること」だったのではないでしょうか。

だからこそ、あえて泥臭い肉弾戦や、精神を削るような戦法を選んだのだと推察できますね。

なぜマキマは標高の高い神社を選んだ意味を考察

あの不気味で鮮烈な圧殺シーン。描写のインパクトもさることながら、「なぜわざわざ神社へ行ったの?」という疑問が残りませんでしたか?

しかも彼女が出した条件は、ただの神社ではなく「標高の高い神社」でした。 これには、単なる雰囲気づくり以上の“明確な意図”が隠されていそうです。

ここからは、マキマがあの場所を選んだ理由として考えられる「3つの可能性」について深掘りしていきます。

1. 周囲を欺くための「カモフラージュ」

まず考えられるのは、「神社」という清廉な言葉を利用した情報操作です。

マキマが能力を行使する際、周囲の人間には目隠しをさせますが、勘のいいデビルハンターなら契約悪魔の気配に気づくかもしれません。

そこで「神社で参拝を行う」という建前を用意することで、「今から行う儀式と、おどろおどろしい『罰の悪魔』は無関係である」と印象付けたかったのではないでしょうか。

「神社=神聖な場所」というイメージを逆手に取り、自身の能力の本質や契約悪魔の正体を、味方にすら悟らせないための偽装工作だった可能性があります。

(※実際には、京都のデビルハンターたちに「何か」を感づかれていた描写もありましたが、彼女の用心深さが垣間見える行動です)

2. 環境による「能力の増幅」

次に、「場所が能力を強化する」という説です。

『チェンソーマン』の世界では、環境が悪魔の力に影響を与えることがあります。

例えば「闇の悪魔」の肉片を取り込んだサンタクロースは、闇の中においてその力が著しく増大しました。 これと同様に、「罰の悪魔」もまた、特定の環境下で出力が上がるとは考えられないでしょうか?

「罰」という概念は、神や仏と密接に関わります。

神聖な領域である神社、それも俗世から離れた場所で行使することで、悪魔との親和性を高め、遠距離攻撃に必要な莫大な出力を確保しようとしたのかもしれません。

3. 「天罰」を下すための物理条件

もっとも有力で、かつ物語の核心に近いのが「天に近い場所である必要があった」という説です。

「罰」という言葉からは、「天罰」や「天誅」といった言葉が連想されます。

作中での攻撃描写を見ても、見えない何かが上空から対象を押し潰しているように見えました。 つまり、あの能力の本質は「遥か高み(天)から下される断罪」なのではないでしょうか。

物理的に空に近い「標高の高い場所」に身を置くことが、天罰を執行するためのトリガー、あるいは威力を最大化させるための条件だった。

そう考えると、彼女があの場所を指名したことにも強い納得感が生まれます。

余談|なぜ囚人たちに「目隠し」をしたのか

儀式の際、マキマが周囲に目隠しをさせたのには、「建前」と「本音」があります。

表向きの理由

マキマの契約悪魔は「国家機密」だから。
一般のデビルハンターが、彼女の契約の正体を見ることは許されていないからです。

本当の理由

「他人の契約を勝手に使っている」のを隠すため。
自分の力ではなく、周囲の人間(天童たち)の契約を無理やり引き出して使っている光景を見られたら、「支配の悪魔」という正体がバレてしまいますからね。

ちなみに、目隠し状態の囚人が命令に従っていることから、一度支配した相手なら「声」だけでも操れるようです。

【聖地巡礼】モデルとなった神社の紹介

マキマが涼しい顔で圧死能力を発動した、あの印象的な神社。「実際に雰囲気を感じてみたい!」という方も多いのではないでしょうか。

作中では「京都の神社」として登場しましたが、ファンの間では奈良県桜井市にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」がモデルだと言われています。

日本最古のパワースポット「大神神社」

大神神社は、日本最古の神社のひとつ。 最大の特徴は、なんと本殿がありません。背後にそびえる「三輪山」そのものをご神体として祀っているのです。

拝殿の前などで、手を合わせる「マキマの能力発動ポーズ」で記念撮影をするファンも多いそう。訪れた際は、ぜひ(心の中でこっそりと)真似してみては?

境内には他にも、撫でると願いが叶う「なでうさぎ」や、万病に効く「薬井戸」など、ご利益スポットがたくさんあります。

モデル神社の情報
  • 大神神社(おおみわじんじゃ)アクセス
  • 住所: 〒633-0001 奈良県桜井市三輪1422
  • 最寄駅: JR万葉まほろば線「三輪駅」から徒歩約7分

東京からは距離があるため、関西旅行のプランに組み込むのがおすすめです。

【まとめ】「罰の悪魔」を使った冷酷な儀式

今回の考察をまとめると、あの戦慄の圧殺劇は、マキマによる幾重にも計算された儀式だったことが見えてきます。

最後に本記事の気になる部分を、FAQ形式でまとめておきます。

おさらい

マキマの圧死能力は「支配の悪魔」の力?

正確には、支配の力で他者の契約を強制使用した可能性が高いです。
その場にいた天童(と黒瀬)は「罰の悪魔」と契約しており、マキマは彼らを媒介にして、囚人の命を対価にその力を無理やり引き出したというのが有力な説ですね。

なぜチェンソーマンには「圧死」を使わなかった?

圧死させても、彼はスターターロープを引けば即復活してしまうからです。
それに、彼女の目的は彼を「殺すこと」ではなく、完全に敗北させて「支配(所有)すること」だったので、単純な物理攻撃で殺害し続けることに意味を見出さなかったのでしょう。

なぜ神社を儀式の場所に選んだの?

彼女がこだわった条件は「標高の高さ」でした。
「罰=天罰」という性質上、使用した「罰の悪魔」の能力発動条件として、物理的に「天(空)に近い場所」である必要があったと考察するのが一番しっくりきます。

「罰の悪魔」の力は総理大臣との契約による使用なの?

結論から言うと、この2つはイコールではありません。
総理との契約は、支配の力で半ば強制的に結ばせた「自分の死を国民の事故に変換する」という、あくまで防御システムです。
一方、あの圧死攻撃は、近くにいた黒瀬たち「支配対象」を媒介にし、彼らの使える力(契約悪魔など)を自身の技として発動させたもの。
つまり、国民を盾にする「守り」と、手駒を踏み台にする「攻め」で、明確に仕組みが使い分けられていると考えられます。

彼女自身の能力ではなく、部下が契約していた「罰の悪魔」を強制的に引き出し、「囚人の命と罪」を燃料(対価)としてくべる。

さらに、発動場所として「天に近い神社」を選ぶことで、能力の出力を底上げしつつ、「天罰」という概念を確立させて東京・京都間の超長距離攻撃を実現させた——。

これが、作中で描かれなかった「圧殺の全貌」である可能性が高そうです。

味方の能力も、罪人の命も、そして神聖な場の空気さえもすべて「支配」し、目的のためだけに利用し尽くす。

あの静かな神社のシーンには、マキマというキャラクターの美しくも恐ろしい本質が凝縮されていたのかもしれません。

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